生活介護事業所とは

生活介護事業所とは、18歳以上の障がいのある方に対して、創作や生産活動などの機会の提供、日常生活に必要な食事・排泄・運動の介助や支援を提供する場です。
特別支援学校/高校を卒業後のお子様が、日中を過ごす居場所の選択肢の1つで、通所型の障がい福祉サービスです。生活面の改善や身体的機能の維持向上、自立促進、社会参加などが目的となっています。
■こんな方におすすめです
- 就労支援施設で働くことが難しいお⼦さま
- 在宅介護を基本にしつつも、日中は介護支援をご希望される方
- リハビリやケアを通じて、生活の質や身体機能の維持向上を図りたい方
- ご家族の介護負担を少しでも減らしたい方
生活介護支援事業所わかばの特徴
生活介護事業所わかばでは、ただ日中にお預かりするのではなく、色々な経験を積んだり、積極的にコミュニケーションを取れるようにしています。看護師が在籍し、医師の往診もありますので、健康の維持促進のサポートにも繋がります。ご自宅までの送迎を行っていますので、ご家族の方の送迎負担もございません。昼食も別途追加費用なしでご提供しております。

特徴1. お一人おひとりに合わせた自立支援
「自立促進」「日常生活の支援」と言っても、一人ひとりの目的や状況は異なります。中には通所することで生活のリズムを作りたいという方もいらっしゃるかもしれません。ですから、個々のニーズに合わせたサービスを提供しています。食事やトイレなども、身体的機能や状況に応じて介助しますのでご安心ください。
また、生活のすべてをスタッフが支援するわけではありません。日常生活の一部である家事や掃除など(例えばタオルをたたむことなど)は、どんどんチャレンジしてもらいます。そして、繰り返し行うことで、一人でできることを増やし、ご自身の自信につながるように支援していきます。
特徴2. 個々の嗜好や特性に合わせた生産活動
利用者さんのお好みや特性に応じて、軽作業や製作など、生産活動の場を提供していきます。ただ単にトレーニング的な訓練に特化するのではなく、季節や天候に応じたレクリエーション活動も交えて、楽しく心地よく過ごしながら、生活も向上できるような支援をしていきます。
【生産活動】 ご本人の特性に応じて、軽作業等を実施します。
【生活訓練】 料理・掃除など、生活の様々な動作に取り組み生活能力の向上を目指します。
【余暇活動】 散歩やお買い物体験、季節に合わせたレクリエーションを通して余暇活動を楽しみます。
特徴3. 社会性や協調性の育成
集団活動を通して社会性や協調性を育んでいきたいと考えています。社会参加と言うと堅苦しいですが、ご近所付き合いをしたり、地域社会で過ごせるように、可能性を広げていきたいと思います。
立ち上げのきっかけ

誰もが安心でき、笑顔あふれる福祉施設を創造したい
わかばグループでは、四日市市内に放課後等デイサービスを6事業所展開しています。お子様が高校を卒業すると当施設を利用できなくなるため、以前から親御様より、お子様の高校卒業後の進路相談を受けることが多くありました。
これまでわかばの子どもたちは、高校を卒業後、就労を目指したり、ご自宅で過ごしたり、もしくは他社の生活介護事業所を利用したりしていました。そこで、わかばグループとして一貫してサービスを提供できるよう、生活介護事業所を立ち上げる運びとなりました。
1日の流れ(例)
- 8:30 送迎
- 10:00 朝の会
- 10:20 運動
- 11:30 クッキングタイム
- 12:00 昼食
- 13:00 マイタイム
- 13:30 余暇活動・作業など(創作活動、カラオケ、ドライブなど)
- 15:30 順次送迎